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ドネルモ・ヒストリエ 第壱話 福岡大仏と地獄・極楽めぐり@東長寺 Part1 |
写真:山内泰
構成:池田悠南、牛島光
2010年2月21日、散策には持ってこいの春めいたお天気の中でドネルモ・ヒストリエの記念すべき第一回が開催されました!!
観光する場所がない!と言われる福岡ですが、ビルの間などの様々な場所に、普段は見ることのできない不思議がたくさん潜んでいます。いつもは立ち寄らない道に一歩足を踏み入れて、いつもとは違った福岡の見方を発見する。ドネルモ・ヒストリエはそんなゆるりとした寺社系文化リサーチ&ツアープロジェクトです。
初回は博多駅から徒歩で行ける御供所町周辺、東長寺が舞台。大博通り沿いという都市部からほど近い場所にある大きなお寺です。
お昼の13時に東長寺の前にて、やや緊張気味のイケダによって説明がはじまりました。今回は二部構成。まずは東長寺の周辺の街並みや路地をみんなで歩き、お寺がどういう土地に立っているのかを体感してもらいます。
さあ、それでは出発です!
東長寺前といえば、博多祇園山笠を観るのにものすごくいいスポットなんです。櫛田さんから出てきた山は、すべてこの東長寺に挨拶していくことになっています。なんで?もしや櫛田神社や山笠と東長寺って、何か関係があるの…?とかなんとか話していると
……お、東長寺の中から何か覗いてますよ……?いやいや、でもこれは後でのお楽しみ!

次に僕らが見つけたのは、東長寺よりもう一本奥にある聖福寺の境内の様子を描いた古地図。このモニュメント、大博通りの歴史の散歩道と題して北は国際会議場付近から南は博多駅近くまで色んなものが飾られているんです!
「地図のこの辺が今のこの辺りで」「ここの川がこう流れてて」「浴室って昔から浴室って呼ぶんだねー」
怪しい歴史の知識をわいわい話しながら、細い路地を通って聖福寺方面へ。

さてさてしっかり聖福寺にも寄り道しますよ。聖福寺は栄西が開いた日本最古の禅寺です。とてもユーモアな絵を描いた仙厓和尚でも有名ですね。このお寺の素晴らしいところは、ものすごく雰囲気が良くて静かなところ。ふらっと寄り道して散歩するだけですごく心が穏やかになります。

なんだこの芸術的な模様は!?とみんなが興味深々だったこの壁。瓦やら大きな石やらが埋め込まれています。これ、実は「博多塀」と呼ばれるもので、秀吉の時代に合戦続きで荒廃していた博多の町の焼かれた瓦礫を壁に埋め込んだものなんです!まさに当時の記憶が塗りこまれています。
もちろんこの写真のものを始め、現在見られるものはその伝統技術を用いて復活させたものが多いんですが、ひょっとして探してみると当時のままのこっているものもあるかもしれませんよ。
細い裏路地を抜け…聖福寺裏の参道へ。この道はイケダの一押しスポット!ものすごく雰囲気があって好きなんです。嫌なことがあってもここを歩くと気分がすうっとしますよ。
ここを抜けて民家の並ぶ道を歩いていると…
おさるさんがいっぱい!このお面、みなさんもどこかで見たことありませんか?これは早良区の猿田彦神社にて、毎年最初の庚申の日に朝5時から大祭があり、そこで求められるもの。その効果は…厄もサル!
たまたま出ていらしたこのお宅のお母さんにもお話を伺いました。また遊びにおいでって言われちゃいました。これぞ調査の醍醐味ですなあ。
さてさて、今回はここで終わりとなります。東長寺からのぞいていた謎の物体の正体は明らかになってはいないのですが、その謎は次回の更新までひっぱります。
どのような謎なのか?その先の東長寺では何が待っているのか?次回の更新をお楽しみに!
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