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コダマ・カフェ・エンターテイメント @Part.1 |
Text:山内泰
2010年1月15日、ドネルモは、カフェ・ディレクターの児玉覚生さんによるトーク&ワークショップを行いました。今回はその模様をまとめたレポートをお送りいたします。なお、本イベントは九州大学の学生団体である<アイデアラボ>の協力によって実現した企画です。
児玉覚生さんは、東京を中心に活躍されているカフェ・ディレクターです。もっとも、ビジネスライクなカフェとは異なり、児玉さんが携わるのは、主にアートフェスティバルや美術館でのカフェ運営。そういった場所で児玉さんは、〈カフェ〉を斬新なアイデアで捉えなおし、注目を集める企画を実現してらっしゃいます。若干26歳ながら、その活動は(そして風貌も)スケールの大きさを感じさせます。

ドネルモでは、今年6月に児玉さんをお招きしたトークイベントを開催しました。児玉さんのお話には、高校時代の〈酸性雨予報システムの発明〉から、横浜トリエンナーレや都現美でのカフェ企画、そしてこれから企画されている諸々のプロジェクト等々、斬新なアイデアに満ちています。
イベント当日は、あいにくの曇り空、しかもかなり寒い中、多くの方にご来場いただきました。吹き抜けのフロアに椅子をずらりと並べ、トーク用のプロジェクタを設置。児玉さんは「こっちのほうが落ち着く」ということで、カウンターの中からトークすることに・・・。

トークは、児玉さんご自身の紹介から始まりました。アガリ症の児玉さん、最初のほうこそ緊張気味でしたが、次第に乗ってきて、いい調子に。では、児玉さんのトーク内容を簡単にご紹介しましょう。
児玉さんは東京芸術大学に在学中から、〈自分の居場所を作る〉ことに意識的でした。それは大学内で、またボランティアで入ったアートフェスの中で、はたまた、ふらりと立ち寄った横浜の旧財務局の建物の中で・・・(それがZAIMのきっかけだったそうです!)。いたるところで、〈自分の居場所〉を作っていこうと試行錯誤されたようです。
ここで面白いのは、児玉さんが〈自分の居場所〉と考えるところには、常に〈イスとテーブル〉が用意されていたことです。そしてこの〈イスとテーブル〉こそ、〈カフェ〉の本質だと児玉さんは言います。つまり、そこで人と人が出会い、会話し、何かを企画し、そして分かれていく。そんな〈プロジェクトのためのコミュニケーション〉の場として〈カフェ〉を捉えているのです。

そうした問題意識から、児玉さんは、従来集う場所がなかったところ、あるいは人はいるけど交流する場所がなかったところで〈カフェ活動〉をする企画を続けるようになったとのことでした。その活動は多方面から注目を集め、児玉さんは、横浜トリエンナーレのカフェをはじめ、川俣正『通路』展(通路カフェ@東京都現代美術館)、フェスティバル・トーキョー(おやじカフェ)、混浴温泉世界(混浴温泉ラウンジ)といった名だたる展覧会やアートフェスにて、カフェ企画を実現させていきます。
これらのカフェが、それぞれにユニークなものです。〈通路カフェ〉では美術館で初めてお酒を出すカフェとして営業。〈おやじカフェ〉ではウェイターが全員おやじでダンスを披露。〈混浴温泉ラウンジ〉では、あまり省みられることのないボランティアスタッフの方を優遇するスタイルに。

児玉さんに、そうしたアイデアを出す秘訣を聞いてみたところ、「思いついたときにメモする」といった一見拍子抜けするような答えが・・・。しかしお話を伺っていると、児玉さんのアイデア発想法は、アイデアの実践と不可分であることがわかってきます。
(Part.2につづく)
次週、コダマ・カフェ・エンターテイメントPart.2の配信をお届けいたします。お楽しみに~
| コダマ・カフェ・エンターテイメント @Part.2 | ぺったんこにみる vol.3 九州大学伊都キャンパス | [10.01.15] 九州大学アイデアラボウイーク「コダマ・カフェ・エンターテイメント」 | 冷泉荘ピクニック『akioworks アートなんでも相談室』 | [10.02.05] 中居真理ワークショップ ぺったんこにみる vol.3 | [09.11.28] 中居真理ワークショップ ぺったんこにみる vol.2 |
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