« 【新春企画】「わたしの2... | 【新春企画】「わたしの2... »

【新春企画】「わたしの2011年たち」 〜森山達矢さんのばあい〜


テキスト:森山達矢
構成:宮田智史

 

新春企画「わたしの2011年たち」

ドネルモHP新春企画「わたしの2011年たち」と題しました本連載特集は、ドネルモのスタッフやゆかりのある方々に2011年を振り返ってもらおうというものです。 

2011年は例年にも増して、様々なことが起こった年でした。震災や原発、オウム裁判の終結、地デジからなでしこW杯優勝、まどかマギカまで、本当にたくさんのことがおきました。

そんな1年だったからこそ、普段の生活でどんなものに出会い、感動したり、怒ったり、楽しんだりしたのかを、とりわけ極私的で独断と偏見に満ちた視点で、2011年に出会った作品や出来事を通じて紹介していきたいと思います!

第3回目は、森山達矢さんの「わたしの2011年」です!それではどうぞご覧下さい。


2011年にわたしが出会った作品

 

数年前に引越しをしたとき、僕はテレビを捨てた。流行にキャッチ・アップするという気持ちもなくなっていたので、『タモリ倶楽部』(*1)を見られないということを除けば、生活をおくるうえでなんの支障もなかった。なにせ、民放のコンテンツは見ていてもつまらないし、ネット上には、たくさんの映像コンテンツがあふれている。

さて、そのような僕だが、ある事情があり、再びテレビを見ることのできる環境に身をおくこととなった。コンテンツのクオリティの低さは相変わらずだけれども、久しぶりにテレビ・ドラマをみると、かつてテレビっ子であった経験がよみがえってきた。ここでは、僕の2011年度的電視機体験を書いてみようと思う。

とりあえず言及しなければならないのは 『家政婦のミタ』(*2)だろう。結論だけいう。つまらない、以上。

さて、個人的に好きだったドラマは、『それでも、生きてゆく』(*3)『蜜の味』(*4)『セカンド・バージン』(*5)だ。

見ていてすごく辛い『それでも、生きてゆく』だったけれど、役者のメリ・ハリの効いた演技がとてもよかった。基本的には淡々とした演技が続くが、毎回「ちゃんとした」見せ場があり、それが非常によかった。特に、大竹しのぶの演技は、本当に怖いと思った。

『蜜の味』は、近親相姦モノ(叔父(ARATA)×姪(榮倉奈々))である。禁忌を侵してからの~、「韓流オチか~?」とおもったら、韓流でオチてないし。脚本はグダグダで、正直「いいのか、これ?」と思ったけれど、なかなか攻めていると思った作品。菅野美穂の怖さが光った作品。

『セカンド・バージン』は、2010年の作品だけれども、昨年の再放送をみた。2,3話で「ぅぉおおおおお」となり、不倫発覚のシーンで「ぎゃーーーーー」と 叫び、嫁の旦那にたいする復讐のシーンで「怖い~~~」と打ち震えた。深田恭子演じる鈴木万里江の「逆立ちの日」という台詞は、僕の心に深く刻まれた名言である。深田恭子の怖さが光った作品。

昨年を振り返って久しぶりにテレビを見るのに結構な時間を割いたと思い、これを書いた。振り返ってみて、テレビにおいてエンターテイメントの質が上がっているとは決していえないし、テレビってのもいいもんだともいえない。しかし、『それでも、生きてゆく』なんかは、視聴率は低かったもののメッセージ性のある良質なドラマだったと思うし、フジのドラマ製作の底力を感じた。当たり前の事実をいうが、テレビのなかにも良質なコンテンツはまだまだ作られている。そうしたものが、現在のメディアの状況、つまり各人の志向の類似性によって情報の選択が決まる状況においては、なかなか大勢の注目を集めにくくなっているというのも確かだ。

3.11以降マス・メディアにたいする人々の眼も変化しつつあるし、またマス・メディアとネットとの関係も変化しつつあるなかで、テレビを見なくなってから再び「テレビ・ドラマ」を見るという経験をしてみた。それでなにが分かったかはまだいえないけれども、改めてテレビというものを考えるきっかけとなったように思う。今年は、もうちょっと腰を据えてテレビやドラマを見てみようかなと思う。

*******************************************

著者紹介

森山達矢

九州大学大学院比較社会文化研究科博士課程単位取得退学。合気道参段。一応サラリーマンをしているが、今春、ウィル・ビー・失業者。平穏無事な生活、安定した日常を求めて彷徨う、今年厄年の男。

 

森山達矢さんじゃない人の2011年たち

古賀琢磨さんの場合 (←クリック、プリーズ♪)
石田陽介さんの場合 
森山達矢さんの場合
古賀徹さんの場合
南知里さんの場合
山内泰さんの場合
園田寿子さんの場合
牛島光さんの場合 

 

(*1)『タモリ倶楽部』

 

(*2)『家政婦のミタ』

 

(*3)『それでも、生きていく』

 

(*4)『密の味』

 

(*5)『セカンド・バージン』

 


 


 

----- clear -----

 

 

 


12/01/03 01:05 | コメント(0) | トラックバック(0) このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーのはてなブックマーク数 Buzzurlへ追加このエントリーのBuzzurlブックマーク数 livedoorクリップへ追加このエントリーのlivedoorクリップ数 Yahoo!ブックマークへ追加人が登録 POOKMARK Airlinesへ追加 Saafへ追加 ニフティクリップへ追加 add to del.icio.us add to Digg add to Reddit

« 【新春企画】「わたしの2... | 【新春企画】「わたしの2... »

関連記事

| 【新春企画】「わたしの2011年たち」 〜山内泰さんのばあい〜 | 【新春企画】「わたしの2011年たち」 〜牛島光さんのばあい〜 | 【新春企画】「わたしの2011年たち」 〜南知里さんのばあい〜 | 【新春企画】「わたしの2011年たち」 〜古賀徹さんのばあい その2 〜 | 【新春企画】「わたしの2011年たち」 〜古賀徹さんのばあい その1 〜 | 【新春企画】「わたしの2011年たち」 〜園田寿子さんのばあい〜 |


トラックバック(0)

トラックバックURL: http://donnerlemot.com/mt/mt-tb.cgi/924

コメントする