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【地域デザインの学校in千早】講座第3回を実施しました!


福岡市とドネルモの共働提案事業「地域デザインの学校」
講座第3回目「活動のつくり方を知る!〜企画を作る上で大切なこと〜」を開催いたしました(2014.11.30)。今回は、いつもの千早小学校ではなく、千早公民館で実施いたしました。

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先進事例の話を聞く!:安心して徘徊できるまちづくり

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1.先進事例の話を聞く

前回までは、千早の概況を共有したり、千早で活動している人々に実際にインタビューするなど、地域を知ることに焦点をあててきました。今回からは、実際に地域で活動する上でのアイデアを生み出していきます。

そこで今回は、大牟田の中央包括支援センターの猿渡進平さんを講師としてお招きし、その活動のポイントや地域の人々の関わり方についてお話を伺いました。

猿渡さんは、高齢化率が32.9%の大牟田において、地域の方と密に連携しながら、安心して徘徊できるまちづくりを目指した徘徊模擬訓練や高齢者同士のシェアハウスといった革新的な発想で地域包括ケアに取り組んでいらっしゃいます。

猿渡さんは、福祉の専門家です。もっとも、猿渡さんの素敵な活動のほとんどは、専門家だけでは難しく、地域の人々からの協力や理解があって、はじめて実現できることです。そのため、猿渡さんが地域の人にどんなことを求めていて、どのように関わってもらうようになったのかを、詳しくお聞きすることになりました。

「地域デザインの学校」では、自分の「やりたいこと」をベースに地域活動を考えていく一方で、猿渡さんをはじめ、地域で活動している人々の「求めていること」に対して、どんな協力の仕方があるのか、そういう視点からも考えていきたいと思っています。

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講師:猿渡進平さん

□大牟田市 中央包括支援センター 管理者
□NPO法人しらかわの会 理事 事務長
□日本医療ソーシャルワーク学会 理事
□公益財団法人さわやか福祉財団 インストラクター
□公益社団法人福岡県社会福祉士会理事
□公益社団法人福岡県介護支援専門員協議会理事
□大牟田市居住支援協議会役員
□大牟田市人とまちづくり協議会副会長

福岡県大牟田市生まれ。
中高校生時代はバスケット部に所属し部活三昧の生活を送る。ちょうどその頃、家庭内では同居の祖母に認知症が見られるようになり母親と言い争いが起こるようになる。そんなやりとりの中で「福祉サービス」というものに興味を持ち、高校の先輩が通っていた専門学校に入学する。
福岡お茶ノ水医療福祉専門学校を卒業後、大牟田市医療法人静光園白川病院に、SWとして入社。医療連携室長、医療福祉連携課長を経て、大牟田市中央包括支援センター管理者となる。

なお、地域デザインの学校にお越し頂いた11.30は、猿渡さんのお誕生日でした!

他/
日本医療ソーシャルワーク学会 理事
NPO法人 しらかわの会 理事 事務長  
公益財団法人 さわやか福祉財団 インストラクター  
公益社団法人 福岡県 社会福祉士会 理事  
公益社団法人 福岡県 介護支援専門員協議会 理事   
大牟田市 居住支援協議会 役員
大牟田市 人とまちづくり協議会 副会長  等

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2.ふりかえり

独居高齢者やその家族の悩みと希望、それを支援する地域全体の取り組みやそこで交わされるあたたかいやりとりなど、猿渡さんのお話を聞いて、感銘を受けていた受講者さんも多くいらっしゃいました。

猿渡さんの事例を聞いて、まずグループで、自分自身や家族と照らし合わせながら、お話を聞いた気づきや感想を振り返り、その上で全体で共有しました。

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3.グループワーク

その後「自分が高齢者になったとき、住み慣れた場所で楽しく、豊かに暮らし続けていくにはどんな繋がりや支援があればいいか?」をテーマにグループで議論し、猿渡さんのコメントも交えながら、全体で共有しました。

ランチタイムトーク

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今回のランチタイムトークには、斎藤昌平さんにお越しいただきました。斎藤さんは、地元箱崎で斎藤政雄建築事務所の代表取締役を務める傍ら、「ハコザキアートウィーク/ハコフェス」や「箱崎もやばこ」などの企画運営に携わっていらっしゃいます。

斎藤さんは、ご自身の拠点「ムメイジュク」を半ばオープンスペースのように設計されているように、地域の中で、様々な人々とゆるやかにつながりながら活動をされています。 古くからの住民と駅前のマンションに住む新住民とをつなぐ役割も果たして行きたいとのこと。またハコフェスやもやばこの活動は、地域内外の人々をつなぐ場づくりでもあります。

斎藤さんのお話もまた、地域で活動するクリエーターが地域とどのように関わっているのかがテーマとなりました。地域への関わり方を考える上でのヒントが、斎藤さんのお話にも見え隠れしていたように思います。 

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ランチタイムゲスト:斎藤昌平さん

□斎藤政雄建築事務所 代表取締役
□まちカンパニーはこざき 代表
□福岡市出身、九州芸術工科大学芸術工学部環境設計学科卒
□環境デザイン機構を経て、斎藤政雄建築事務所へ
□2013年、地元箱崎にムメイジュク(無名塾)をTETUSIN DESIGNと共同で開設 

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ソンミサン・ゲーム

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さて、午後からは、ソンミサン・ゲームというワークショップを行いました。

このワークショップは、入学式にお越し頂いた広石さん(㈱エンパブリック)が考案したもので、ドネルモもいたるところで実施しています。そしてタイトルの「ソンミサン」は、ドネルモが、NPO法人アカツキと協働して毎年視察に行っている韓国ソウル市のコミュニティ活動のこと。70以上の住民サービスを、住民が自ら出資して事業としてまわしている驚くべきコミュニティです。(興味をお持ちの方は、ぜひこちらをご覧下さい!

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このゲームでは、「千早であったらいいな」と「千早でもったいないな」、「自分にできること」などをカードに書き出し、それらをグループ内で持ちより、組み合わせながら、活動のアイデアを作り出していきます。最後はその中かから一押しのアイデアを、二つ発表していただきました。

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・既存の広報誌よりもより広く情報を集めたポータルサイト「千早新聞」

・多世代の目線でまちあるきしながら、まちをチェックする活動

・千早駅前に移転予定の「東市民センター」を盛り上げる活動

・シェア自転車「ちはチャリ」や「週末バザール」

・既存の公園や広場を活用した「千トラルパーク」構想・・・などなど、

ここには書ききれませんが、千早の地域性に特化した活動のアイデアや工夫がたくさん生まれていました。

ここまでで、今回の講座は終了。みなさん、おつかれさまでした!!

次回は、今回生まれたアイデアを更に深めながら、具体的な活動づくりのノウハウを扱う予定です。

次回予告

12月20日(土)第4回 さらに深める!企画を更に具体化する~

※「地域デザインの学校」の講座見学について、若干名ですが受け入れております。見学ご希望の方は、必ず事前に、ドネルモ(donnerlemot@gmail.com)までご連絡ください。

 


14/12/02 18:15 | コメント(0) | トラックバック(0) このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーのはてなブックマーク数 Buzzurlへ追加このエントリーのBuzzurlブックマーク数 livedoorクリップへ追加このエントリーのlivedoorクリップ数 Yahoo!ブックマークへ追加人が登録 POOKMARK Airlinesへ追加 Saafへ追加 ニフティクリップへ追加 add to del.icio.us add to Digg add to Reddit

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