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【報告】Danching Frontier~ 2030年代の団地における新しい暮らし方・働き方


2月1日、冷泉荘にて東邦レオとドネルモが主催した”Danching Frontier~ 2030年代の団地における新しい暮らし方・働き方”のイベントを開催しました。当日は、23名の方にお越しいただきました。

コンセプトトーク

はじめに、東邦レオ株式会社の吉田啓助さんとドネルモの山内から、「団地というフロンティア」というテーマでコンセプトトークを行いました。

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時代の最先端であった団地が、社会の移り変わりとともに団地そのものの在り方や住民が変わってきているという話や東邦レオが千葉と他地域で行っている団地への取り組みについての話をしていただきました。

そして、”既存の枠組みにとらわれず、団地における新しいビジネスや暮らし方をどのように見ることができるのか”という問いをみなさんと一緒に考えたいという話をしました。

ゲストトーク

3人のゲストをお呼びして、トークセッションを行いました。

①澤田真賢さん(Co-studio株式会社)
「イノベーションの生み出し方~これからの新規事業」

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澤田さんは、オムロン・ヤフーを経験し、新規事業を立ち上げ、現在は、大企業の外部組織として共同ラボを設置し、様々な異業種や自治体と新結合する取り組みを開始しています。

澤田さんは、これからの社会が管理統制主義ではなく仲間と共感を軸にしたコミュニティの組織化を行うことが大事だおっしゃいました。

管理統制主義の中では、良い問いは立てられないこと、ヒエラルキーがあるとプロフィットを目指すことが難しくなっていきます。
一方で、共感的なコミュニティは良い問いが立ち、エンパワメントで既存の枠を超えてイノベーションが起こり、実現不可能なことや夢物語が現実になっていくことがあるそうです。澤田さんの取り組みの中で、実際に形になっていとのことです。

これから共感的なコミュニティを創造し、イノベーションを起こしながら、様々な文化を作り社会を変えていくことで持続可能な社会につながる、というお話をしていただきました。


②宮川伸吾さん(なごみの家)
「超高齢社会における団地の暮らし」

【680】IMG_4457.jpg宮川さんは四箇田団地と入部の2地域で小規模多機能の事業「なごみの家」を立ち上げて、現場で仕事をされています。

なごみの家では、高齢者のできることを大切にして、高齢者がやりがいを持てるような取り組みやサポートを行っています。


宮川さんが団地で事業を始めた時からずっと団地内の横のつながりのなさを感じていたそうです。
そこから、何かできないか、という思いから、コミュニティスペース“しかたの茶の間”を作りました。空いている時間は誰でも入ることができる自由な空間です。

茶の間には、様々な高齢者が相談に来ます。テレビがつかない、電気交換など、ちょっとしたことができないことの相談も多いそうです。ちょっとした手伝いがあれば生活が成り立つので、宮川さんたちはなごみの家の利用者とは関係なくお手伝いをしています。

団地は人が居る安心感に加えて、ちょっと手を加えてくれるだけで高齢者の生活は変わってきます。企業やコーディネートする人が増えたらより団地暮らしは豊かになります。

四箇田団地は現在、少子高齢化が急激に進み、以前は賑わっていた商店街のほとんどシャッターが閉まっている状況ですが、宮川さんは、超高齢化社会において団地はとても住みやすい場所だと感じている様です。
四箇田団地は、早良区南部で住みたくなる地域NO1になる!とのことです。


③嶋根秀幸さん(Faustbeat)
「これからのコミュニティとしごと」

修正 IMG_4471.jpg 嶋根さんは、自分のことを説明するとき、“フリーター”と言うそうです。
それは様々な仕事をしているからです。福岡の企業の監査役で新規事業や事業の再構成に向けた取り組み、enジャパンの新規事業開発のコンサル、コワーキングのプロデューサー、など、1つの会社に留まらないまさにパラレルワークのフリーターです。

現在の仕事の在り方になったのは、会社勤めをしていた時に仕事でつらい経験がきっかけだそうです。その時”自分のスタンスで生きてきたか?””自分の価値観で生きれたらいいな”と感じたそうです。
今、嶋根さんは、誰かが何かしたいと言ったら“いいね”とサポートしあえる人をどう増やすかを考えています。

さらに、江戸時代の働き方のお話からこれからの働き方について話をしていただきました。
江戸時代は、朝飯前に近所の巡回、昼食後は仕事と近所の困った人のお手伝い、そして明日に備えてリフレッシュして(遊び)寝るという働き方をしていました。
このような働き方が団地内で当たり前になると、困っている人や高齢者が暮らしやすくなるのではないか?と嶋根さんはおっしゃいました。
現代は働くことと暮らしを分けがちですが、本当はつながっています。
これからは、働くことや暮らしを多くの選択肢から選び、仕事をしながら遊んでも良い、そして遊びの中に学びがある時代になる、というお話で最後を締めくくっていただきました。

交流会

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イベントの後には交流会を行いました。

あっという間の時間でしたが、みなさんの学びやこれからの暮らし方や働き方に気づきがあったように思います。

ご来場のみなさま、ゲストのみなさま、お疲れさまでした&ありがとうございました!


20/02/07 17:22 | コメント(0) | トラックバック(0) このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーのはてなブックマーク数 Buzzurlへ追加このエントリーのBuzzurlブックマーク数 livedoorクリップへ追加このエントリーのlivedoorクリップ数 Yahoo!ブックマークへ追加人が登録 POOKMARK Airlinesへ追加 Saafへ追加 ニフティクリップへ追加 add to del.icio.us add to Digg add to Reddit

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