目の前の問題だけが、ほんとに問題なのかな?
そもそもどうしてこうなってんだ!?
選択肢ってこれしかないの?
普通っていうけど、そんなに大事かな?
私たちは、こうした問いを抱きながら、
それでもなんとかなるのでは?と思って活動しています。
しかしそれは確信に満ちた歩みというより
むしろ、悩みながら、こんなことを胸に秘め活動しています。
・捉えどころがないことに、豊かさがある
・いっしょにいると、何かが起きている
・しくみを変えようとするとき、自分もまた変わっていく
似たようなことを思っている人がいたら、
是非一緒になにかやってみませんか?
All the aspects of you, make you whole.
わたしたちにはいろんな側面があります。課長、母、町内会長、生徒、男、患者、消費者などなど。でもこうした「〇〇である」という捉え方は、人間の多様なありかたの前では、あまりにも力不足で乱暴。むしろドネルモは、この「である」で表現しきれないところに人の可能性を感じています。そして捉えどころがない人のありようが擁護され、その成り行きに豊かさが見出される風土こそ、これからの地域社会に必要だと考えています。そこでは、「あなたが何者であるか?」ではなく「あなたがいる」ことが大切にされていると思うのです。
When we work together, we make things happen.
「やってみたい」って不思議な気持ちで、「やってみる」とかもはや謎です。そのきっかけは、個人の中だけにはありません。「みんなとワイワイしていたらやりたくなった」「話しているうちに手伝うことになった」などなど、周りの人との関係や置かれた環境の中でも、人の思いや可能性は気ままに変化するし、身体が動き始めると、もう半分くらいは自分の意志ではないかのよう。一緒にいるとき、そこでは何かが起きていて、自分だけでコントロールしきれない。でもそんな不確かな人のありように、ドネルモはむしろ可能性を見出しています。
When we try to change the social order, we also change.
「社会課題を解決」と言いますが、どこかで社会と自分とは別のもののように感じていたりしませんか?けれど、あなたも私たちもまた社会を構成する一部。社会のしくみは制度やハード面のみならず、人の内面にも張り巡らされていて、みんなどっぷりこの社会の当事者なのです。この実感と構造のギャップから始めて、しくみを変えようとする自分たちもまた変わっていく感覚を、ドネルモは大切にしたいと考えています。その実感においてはじめて、行政や企業、NPOや地域、そして自分たちのありかたをそもそもから捉え直し、新たなつながり方を模索できるようになるはずです。
ここまで読んでみて、
「具体的にどんなことやってるの?」
って感じた方も多いはず。
もう少しだけ覗いてもらえたらうれしいです。