ドネルモは、「とびこむ・ひらく・くみかわる」をモットーに、画一的な価値観や既存のアプローチのちょっと外側にじわりじわりと足を踏み出しながら、これからの暮らしやつながり、社会の可能性を模索しています。そんな試行錯誤のあれこれについて、「ドネルモの仕事のしかた」の3つのエピソードを通じて紹介します!
行政、自治会/公民館、商店連合会、大学(研究室)、医療/福祉事業所
これからの地域の暮らしを住民自ら考えるワークショップと、ヒアリングやアフターフォローを含む一連のプロジェクトを、福岡市内外の20以上の地域で実施。様々な活動が生まれています。
文化庁地域創生本部、九州大学ソーシャルアートラボ
社会包摂につながる文化事業に関する、先進的な事例や評価の実践方法を調査し、成果をまとめたハンドブック3冊を制作。2021年に書籍化されました。
福岡市南区総務部企画振興課、福岡市国際部国際政策課、外国人支援団体、南区住民のみなさん
外国人住民の方々へのヒアリングや、外国人と日本人住民参加の地域課題を考えるワークショップ、交流パーティーを実施。日本人向け多文化共生ガイドブックや交流モデル事業企画の事例集、情報発信用Facebookページを作成し、持続的なネットワークづくりを行っています。
福岡市NPO活動推進補助金
ZOOMの使用方法のレクチャーや地域活動におけるオンラインの活用事例の共有を実施。その経験を活かして、現在福岡市内の地域組織や公民館などへのオンライン導入サポートを行っています。
厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 企画課
障害者による文化芸術活動や支援事業についてアンケートやインタビュー調査、モデル研修などを行い、現場の声を反映したハンドブックなどの研修ツールを制作しました。
大分市土木建築部住宅課、皆春団地のみなさん
団地の課題やこれからの暮らしに必要な取組について、住民と行政や関係機関が一緒に考えるWSを実施。住民主体の取り組みが生まれ、現在も活動と支援を継続しています。
福岡市コミュニティ推進部公民館支援課、各区地域支援課、福岡市内の公民館職員のみなさん
福岡市内の全148公民館へのインタビューや「公民館つなぐガイドブック」の製作、7つの行政区との調整などを通じて、公民館が様々な事業者と連携しやすくなる土壌づくりができました。
国立研究開発法人 科学技術振興機構 社会技術研究開発センター、 医療法人すずらん会たろうクリニック、福岡市 保健福祉局高齢社会部 認知症支援課、九州大学 大学院芸術工学研究院、ラボラトリオ株式会社
認知症の方や介護者の方、アーティストとのワークショップの実践・検証・評価を行い、新しい関係性を実現するためのプロセスやプログラムを検討しています。
福岡市NPO活動推進補助金、学校法人愛和学園愛和外語学院、協力くださったみなさん
日本語学校の学生のみなさんと、合気道やレクリエーション、福岡市の歴史などをテーマにした交流・学習プログラムが実施できました。
福岡教育大学付属福岡小学校、インタビューに協力くださった福岡市公民館・事業者のみなさん
総合的な学習の時間にあたる「にんげん」の科目の1学期の授業設計・運営協力ができました。
公益社団法人地域医療振興協会地域医療研究所ヘルスプロモーション研究センター、真鶴町、真鶴町社会福祉協議会、真鶴町国民健康保険診療所、住民のみなさん
全体の計画づくりのプロセスの中で、福祉の基盤づくり部会のファシリテーションを担当。何度も真鶴町を訪れるうちに「みんなで支え合い、分かち合うまち」を目指す関係者の熱意をひしひしと感じました。
福岡市NPO活動推進補助金、NPO法人なごみの家
コミュニティスペース「しかたの茶の間」のオープニングイベントや各種イベントの協力、広報面のサポートを実施。「ご縁があったら、最期まで」がモットーのなごみの家の地域の安心拠点づくりのお手伝いができました。
福岡市コミュニティ推進部公民館支援課、各区地域支援課、福岡市内の公民館職員のみなさん
「福岡市公民館つなぎの手帖」を作成しました。この手帖は、公民館が様々な機関、団体と連携するうえでのポイントやノウハウをまとめたもので、職員研修などにも活用されます。
国立研究開発法人 科学技術振興機構 社会技術研究開発センター、特定非営利活動法人アジアン・エイジング・ビジネスセンター(AABC) 、公益財団法人九州経済調査協会、福岡市(総務企画局企画調整部)、金山校区・照葉校区、美和台校区のみなさん
「おたがいさまコミュニティ」の実現を目指し、福岡市内3地域でのコミュニティ形成に関する調査やWSを実施。多様な主体による協働についてまとめた「地域コーディネーターの手引き」を発行しました。
公益財団法人日韓文化交流基金、認定NPO法人アカツキ、本視察プロジェクトにご支援頂いたみなさん
住民主導で70以上の事業を展開するソンミサン・マウル、市民シンクタンク「希望製作所」などを視察。2つのレポート作成と様々な価値観を持つ人と学び合う醍醐味を体験できました。